事実は一つ・とらえ方は様々
月1で 開催される ある地域の健康教室。
この日 久しぶりにお見えになった80代の女性のOさん。
「森さん 久しぶりね!私ね 1月2月って 2回手術したのよ」
と話をしてくれました。
手術をされたとは思えないくらい 以前とお代わりのないご様子。
その後も お話をしてくださったわけですが、
お話の最後に
「えい!ってなおすのよ!」と両手をぐっと握りしめて力をいれて お話してくださったお姿が印象的でした。
目が力強いのですね。
事実は一つ 解釈は様々
あるひとつの起きた事実に対して 私たちは いろんな解釈をすることができます。
一つの起きている事実にそれぞれのいままでの経験やそれぞれの潜在意識の関係からフィルターを通してみますから解釈がいかようにもかわります。
例えば 道端に○○がいたとしましょう。
ちょっと例で挙げてみますと
例えば道を歩いていたら、蛇がいたといたしましょう。
この言葉を聞いて
あなたは今どんな感覚がしたでしょうか?
蛇 怖い 見たくない 嫌い
蛇 目が可愛い 肌が冷たくてきもちいい かわいい
蛇を嫌いと感じる人と好きなと感じる人がいる・・代表的な感じがするのですが
同じ事実をを見ているのに、見ている人の今までの経験や、潜在意識の関係からこれだけ解釈が異なってきます。
Oさんのお話に戻りますと
あるひとつの起きた事実に対して、 落ち込むこともできる
あるひとつの起きた事実に対して、 歳だから仕方がないと考えることもできる
あるひとつの起きた事実に対して、で、次は?どうする?どうしたらよりよくなるだろう?と考えることもできる。
Oさんのお話をお聞きしていて
両手をぐっと握りしめて「えい!って直すのよ!」とおしゃり、力を入れられるお姿に
尊敬でいっぱいな気持ちとなるとともに わたしもOさんのように歳を重ねていきたいと思った次第です。
思考は現実化するのですね。
最後まで お読みいただきありがとうございました。