当たり前と思っていることを疑ってみるということ。
私事の話で恐縮ですが
体の事情で
ドクターの指示のもと
鉄剤を服用する事になり
ここで1ヶ月ほどが経ちました。
副作用があるよと言われておりましたが
副作用らしきものをかんじるはものの
それほど気にならず
お陰さまで今のところ順調に鉄剤は飲めております。
さて今日のブログの題名
当たり前と思っていることを疑うということについて
ここ一ヶ月のこの体験を通して考えた事を
綴りたいと思います。
健康診断で
鉄欠乏性貧血であると言う診断が出され
受診をしました。
私の体は
数値がかなり低いようで
1ヵ月間食事の工夫をしてみましたところ
ますます下がり、
食事では追いつけないとのことで
鉄剤の服用となりました。
ドクターに言わせると
「この数値でよく体が持っているね」と言う数値なのだそうです。
ただ私には
今の体の状態しか知らないので
比較対象がなく
「体が持つ持たない」のイメージが湧きません。
この体の状態が当たり前とずっと思ってきているので。
さて
一ヶ月服用して体の変化はどうなのか?
夕方から夜の体の状態に今までとの違いがあることに気づきます。
夜になると視界が狭くなるような感覚が
今まであったのですが
夜になっても視界がクリアなのですね。
日中は思いっきり仕事をしますし
一日終えて視界が狭くなるのは当たり前だと思っていました。
そういう物だと思っていた。
朝になれば視界は戻っていましたから。
しかし、
どうもこの状態が
ドクターが言われた
「よく体が持っているね」と言う状態だったようです。
私にとってはそれが(一日活動し夜になると視界はせまくなるものだということが)当たり前だったのに・・・。
ここで思ったのです。
当たり前と 思っている状態を疑うことの大切さ
自分ではこれが普通だと思っていることが
実は普通ではない!当たり前ではない!と言うことが色々ありそうだと!
健康診断という専門組織とドクターが
私の当たり前を崩してくれ
よりよい方向に導いてくれました。
夜になっても 視界は狭くなる物ではなく 本来クリアーなものだと。
そして 今までの過去のを振り返ってみました。
過去 色々な当たり前が崩れた出来事を。
高校の頃にバスケをしていて急性の腰痛を体験し
慢性腰痛のまま 成人になり
体を前に曲げるといつも腰に張りがある、
でも それはこのときには 気づかない。
その腰の張りは 長年のことだから 潜在意識の中。
この張りのある感覚が当たり前。
これが 実は普通じゃない 当たり前では無いと気づいたのは30代。
あるトレーナーの先輩が腰部の堅さを指摘してくれたことがキッカケでした。
整体 運動により 長年の腰痛がなくなり
「あれ? 腰って前に曲げると本当は つっぱり感ってないんだね」ときづく。
体を前に倒せば 腰あたりにつっぱり感があるのが当たり前だと思っていたのに
それは当たり前ではなかった。
これは トレーナーの先輩に教えてもらっていなかったら
今も この当たり前は崩されていなかったかも知れません。
まだまだ あります。
出産後、大きく深呼吸をすると
肋骨当たりが ストレッチされて伸び過ぎのときの痛みみたいなものがある。
これに 気づいたものの 大人になると こんな感じなんでしょうと
当たり前の感覚と思っていた。
でも 今の体に係わる志事をはじめ 体の勉強をして見ると
肋骨周辺の筋が固くなっていて
呼吸が浅すぎていたことがわかりました。
当たり前がくずされました。崩されてよかった~!
呼吸のエクササイズの継続で この痛みはなくなりました。
こんな感じで
私たちには
当たり前と思っているいつもの感覚が
実は当たり前でないことが色々ありそうです。
実はいつも肩に力が入っているんだけど
力が入っていることが
それが当たり前になっていて
力がいつも入っている状態に気づいていないかもしれない。
それが 肩こりの原因かも知れない・・。
など
当たり前と思っている事が
私たちの日ごろの活動を 動きづらくしていることもあるかもしれません。
当たり前と思っている事は
自分では 気づきにくい物です。
当たり前と言うふうに思っていることがあるかないか
気になったら
その道の専門家に聞いてみるのがいいかもしれません。
そうするとその専門家からのヒントから
実は当たり前ではない
改善していくことで より良くしていく、快適になるステップがあることに気づくことができます。
お料理のしかた
歯のケア
山を登る方法
パソコンスキル
子育て
なんでも 言えると思います。
自分の当たり前が 実はよりよくなって行くことを妨げているかも知れないと言うこと。
私は
自分の当たり前が崩れたときは
新しい大発見をしたようで うれしい感覚になります。
自分の当たり前が崩れ瞬間
この先の未来が よりよくなるということが 分かるから。
当たり前と思っている事を 疑ってみませんか?
体の動き等で
ご自分の当たり前と感じている部分が何処にあるのか
知りたい方は ご連絡ください。
ご一緒に見つけていきましょう。
ご自分の体への気づき よりよい体づくりのお役に立てると思います。