「笑い」が胸郭（きょうかく）をストレッチする

「笑い」の効能

笑う事が、体に良い影響を及ぼしている事を証明する研究が、欧米を先駆けに　日本でも大学などで　されています。

具体的には　笑いの体への効果として

笑いの体験（漫才　喜劇　落語など）をしたあと

• NK細胞活性の上昇
• NK細胞数の増加
• 食後血糖値の上昇を抑える
  
  

というような効果が分かってきており

※NK細胞：全身をパトロールしながら、がん細胞やウイルス感染細胞などを見つけ次第攻撃するリンパ球のこと

また　「笑い」は精神的にも　効果が認められていて

• ストレスの軽減
• 抑うつ状態の制御
• 痛みの暖和

が報告されています。

参照：健康における笑いの効果の文献学的考察
　　　ラフターヨガ（笑い）ヨガの効果に関する基礎的研究

笑っているとき　体の何処が動いている？

笑っていつ時　何処がうごいているでしょうか？

笑いには　色々有るんですが

ここでは　声をだして　「はっ　はっ　はっ　はっ～」と笑っている時を考えてみますね。

例えば　お笑いを見ていて　笑っているとき・・。

顔もゆがんだりして動いていますね。

お腹も膨らんだりへこんだりを繰り返しています。

同時に　胸郭という部分が　不規則に動きます。

胸郭は　イラストのような感じです。

肋骨や背骨　胸の真ん中にある平らな骨で構成されている部分。

鳥かごのようです。

肺や心臓　食道などを守ってくれています。

胸郭は　背骨　肋骨　胸の中央の平らな骨でジョイントされているから

固くなりやすい部分でもあるんですね。

そんなとき　笑いは大活躍♪

笑いによって　胸郭が不規則に動く事で　胸郭の動きがなめらかになります。

胸郭を外部からストレッチする方法もたくさんあるのですが

誰でも　直ぐに出来る方法がこの「笑い」

笑う事によって胸郭の動きがなめらかになることで

背中の張りや　なんだか苦しい感じがする・・ということが軽減されることが期待出来ます。

様々なストレッチは　体を外から動かして行いますが

笑いや呼吸は　体の中からストレッチする事になりますね。

そうは言っても　そんなに毎日　笑えるような　面白いことがないよ～
と　お声が聞こえてきそうですね。

大丈夫！

実は

笑いは　何かおかしく感じて笑っても　作り笑いで笑っても
同じ効果あることが
いろいろな研究から証明されていますから♪

ちょっと　口角あげて　作り笑いでOKなんです。😉

最初は　なんだかやりにくいんですよ。

何かおかしいわけでもないのに　笑うって。

でも　ちょっと口角あげて　「はっ　はっ　はっ～」て声を出していると

その自分に笑えてきちゃいますね～。

あなたはラフターヨガ（笑いヨガ）って　きいたことありますか？

笑いの体操とヨガの呼吸法を合わせたエクササイズですが

理由無く笑う健康法と言われています。

ご興味のある方は是非　ラフターヨガジャパンをご覧になってみてください。

まとめ

背中が張る感じがする

息が苦しい感じがする

といったとき　胸郭をほぐす事をオススメします。

ストレッチなど様々有りますが

今すぐ誰でも出来ることが有ります。

それは「笑い」

笑う事で　胸郭がなめらかに動く様になるからです。

お笑いを見るもよし　誰かと話を楽しむもよし

作り笑いでもよし

笑いはこころも体も豊かにしますね♪